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めざすもの

ホームホスピス「愛逢の家」は
安心して家族のように寄り添って
普通に暮らしていくことを大切にしています。
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4月15日、愛逢の家のスタッフ全員と
運営委員がミッション(めざすもの)につい
真剣に討議しました。

「やさしい」「寄り添う」「自由」「愛」「尊厳」
「地域と繋がる」などたくさんのキーワード
が出されました。

そして以下のように決まりました。

『愛逢の家とは、普通に暮らし、安心して
死んでいくところ』


「死」という言葉に抵抗感を示す場面も
ありましたが、究極のところ、そういうことだろう
…と。

皆さんも一緒に「愛逢の家」を育ててくださいね。
(兼行)
# by aiainoie | 2011-05-04 22:15

春うらら~お花見日和

満開の桜…うららかな日和…暖かい日差しの中
近くの公園までお花見に出かけました。
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誰がこんなに食べるのか!?…と言うほど、
沢山のお料理が振舞われました
…これはほんの一部です(笑)
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長谷川理事長の乾杯の音頭でお花見が
始まりました。
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リクライニングの車いすで参加された長利さん
「きれいな青空やね!もう一度花見ができるとは
思わなかった!うれしい!」と。
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入居者5人勢揃いに愛逢の家のスタッフ、
阪神共同福祉会中村理事長、保育園のスタッフ、
小中島地域担当スタッフ…みんな笑顔で楽しそう~♪
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# by aiainoie | 2011-04-21 22:29

いい日旅立ち

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喜久子さんが「愛逢の家」を去られることに
なりました。昨年の3月、遥々東京からこられて、
丁度1年間住まわれました。
3か月くらいといわれて来られたが、最近どんどん
元気になられ、この近くに住む娘さんが引き取って
一緒に暮らすことになったのです。

3月末のお茶会がお別れパーティになり、みんなから
心のこもったプレゼントをもらいご満悦でした。
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静かにみんなの話を聞いていることが多いのに、
突然両手を挙げて「わぁー!」と言ってみんなが大笑い。
受けたと判って、も一度「わぁー!」。
次の日、その話を聞いたスタッフが、「あれやって」と頼むと、
嫌がりもせずに「わぁー!」大笑い。
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★エピソード
・あまり大食漢ではないのに、他人が食べているとあれも
 これもほしいと言われ、結局残すことに…。
・爪を切るのが大嫌い、「いやだ~!」と叫んで大変。
・自己主張をあまりしないので、つい周りが面倒を見る、
 それを嫌がるでもなく受け入れる、そこが可愛い。
・イスの座り方が浅くて危なげ、脇を抱えて「よいしょ!」と
 すると「痛いなー!!!!!」とすごい剣幕。
・「まだ~?」「何が?」「うちの娘まだ来ない?」
 「ええ、お仕事があるでしょ、夜にならないと無理じゃないかしら」
 「そうねえ、こっちはのんきに寝てるけど、お仕事
  してるんだもんね。じゃ、寝てる」

小柄で可愛い喜久子さん、お元気でお暮らしくださいね。
ご一緒させていただいて、ありがとうございました。
# by aiainoie | 2011-04-15 22:43

祝 100歳!

2011年3月1日(火)
今日は待ちに待ったKさんの100歳の誕生日です。
みんなでパーティをしました。乾~杯~!!

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おめでたいので万歳~~\(^o^)/

祝 100歳!_b0193798_23203378.jpg


Kさんは紫の着物に白いチャンチャンコがとてもよく似あっていて
神々しくさえありました。
いつものように心のこもった手料理が所狭しと並んでいます。

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「こんなきれいな100歳は見たことがない」とのため息が出ました。
パーティの最後Kさんに花笠音頭を歌っていただき、万歳三唱、
1本締めで盛り上がって終幕。

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夕食後、このパーティの様子をビデオを観たKさん、
「めがねかけんほうがよかったかな…」
100歳にしてこの美意識!なんとも恐れいりました。
# by aiainoie | 2011-03-05 23:23

講演会・シンポジウムへのご案内

愛逢の家を運営しているNPO法人愛逢が
人生最期の居場所・そのかたちをテーマに
講演会とシンポジウムを行います。

◆◆======
最期のその日まで、その人らしく生きる
ことができる地域を創ろう

                =======◆◆

医療・福祉の現場では、良き旅立ちを支援し、
奮闘している人たちがたくさんいます。
往診や訪問看護は、「最期のその日までその
人らしく生きる」ことをサポートしています。

ホスピス病棟では、がん患者さんが、辛い
症状を和らげて心身ともに穏やかになれるよう
専門職が配置されています。特養など介護現場
は、本人や家族の希望に沿いながら看取りを
始めています。

一方「最期は畳の上で…」という願いが叶う人は
2割もいません。その願いが叶わない人たちのために、
今、新たな試みが始まっています。民家等を改修
して「自分の家のように暮らしてもらおおう」と
するものです。

このたびは、それぞれの現場から終末期を
どのように支えているか、シンポジウムを計画しました。

自分自身の最期をしっかりと見つめ、その時まで
どう生きるか、それを支えるには何が必要かなど、
みなさまと一緒に考えてみましょう。

さあ、私たちの地域で新たな取組みを行おうでは
ありませんか。

◆日時:2011年3月27日(日) 13:00~17:20
◆場所:アルカイック・オクト
※尼崎市昭和通2丁目7-16
◆参加費:1,000円
◆定員:650名
◆申込・お問い合わせ:NPO法人愛逢
 TEL:06-6493-1424
 FAX:06-6493-1443

◆プログラム:
◯基調講演:テーマ「私たちが死んでいくところ」
   講師 野の花診療所院長 徳永 進
◯シンポジウム:テーマ「安らかに逝くまちづくり」
  ●シンポジスト
  加山寿也(尼崎医療生協病院緩和ケア病棟医長)
  千住典男(ひまわり医療生協(尼崎)田島診療所内科医長)
  市原美穂(NPO法人ホームホスピス宮崎理事長)
  山本雅基(東京・きぼうのいえ施設長)
  兼行栄子(尼崎・ホームホスピス愛逢の家管理者)
  ●コーディネーター
  高橋紘士(国際医療福祉大学大学院教授)

誰しもが行く道を、みんなで考えてみましょう。





     
# by aiainoie | 2011-03-03 15:58

最期の時まで楽しく穏やかに


by aiainoie